トップページ > リウマチとは? > リウマチになりやすい人とは

圧倒的に「女性」

「リウマチ」の患者数のところでも触れましたが、この症状に悩む人は圧倒的に「女性」が多いのです。
その割合は男性の数倍に上ります。
女性が多い理由はいくつか考えられていますが、手指や関節を使う「家事」や「育児」が関節に負担をかけていることや、さらに「女性ホルモンのバランスの変化」が関わっているとも言われています。
しかし同じような負荷がかかっていても、症状が出る人もいれば出ない人もいることから、「遺伝的な要素」も関わっているという説もあります。

意外にも20代から30代から発症

「リウマチ」と聞くと、イメージ的には「年配の方の病気」という風に考えている方が多いのかもしれませんが、実は発症する人が多い年齢はなんと20代から30代の頃。
さらに続いて「更年期」の時期に発症する人が多いことからも、女性のホルモンバランスが変化する時期になんらかの要因が重なってなりやすくなる、と考えられています。

体質的にかかりやすい場合がある

「リウマチ」には体質も関係があるといわれています。
現在言われている「リウマチになりやすい体質」とは以下のようなものです。

・関節炎・神経炎体質が元々ある

・アレルギー体質がある

・肩こり・冷え性が元々からある

・頭痛もち・病気になりやすい・汗をかきやすいなど自律神経の異常が元々ある

複合的な要因が重なっている人がなりやすい

説明してきたような要因が、なんらかの免疫異常で発症するのが「リウマチ」。
「リウマチ」の厄介なところは、要因が単独ではなく、なんらかの要因が重なって複合的に異常を起こしてしまうことで発症すること。
ですのでこれらに挙げられたような内容から、心当たりをなくしていくことが予防につながるかもしれません。
ストレスの多い現代社会の中で、神経を使いながらぴりぴりと生活していると、より「リウマチ」発症へのリスクを高めてしまうことになりかねません。