トップページ > リウマチの治療 > リウマチの治療は早期から

「リウマチ」の中でもとりわけ「関節リウマチ」の症状は、発症してから悪化すると日常生活にも支障をきたすことがある、ということはご存知でしょうか。
初期の段階では、手がこわばる、関節が痛い、腫れてきた、といった程度のことで、「リウマチ」の知識がまったくなければ発症していたら知らないうちにどんどん進行してしまうこともあるのです。
「リウマチ」で悩まないためには「早期に発見する」ことが最重要。
なぜ早期に発見しなければないけないのか、その進行と治療について解説していきます。

悪化すると変形、関節が破壊されてしまう

「関節リウマチ」の恐ろしいところは、単に関節が痛い、腫れたといったことだけの病気ではないところです。
この症状を知らずに放置してしまうといったいどうなってしまうのか。
関節の部分が破壊されたり、骨が変形し、日常的な生活のなかでも支障がでてくるのです。
こうなってしまうと、治療もかなり難しくなり、大手術を受けなければ変形を改善できないなど、かなり大変な状況になってしまうのです。

「関節リウマチ」は進行がとても早い

「関節リウマチ」の初期の症状は、「手がこわばる」といったことから関節の痛み、左右対称に腫れるなどといったことが見受けられ、他にも風邪に似たような症状であったり体がだるく感じるなどといった異変が起こります。
しかしこの段階ではまだ自分がそのような病気を発症しているかも?と考えることは少ないため、精密検査を受けずに放置していると、あっという間に悪化してしまうことがあるのです。
「関節リウマチ」の症状は進行がとても早いですので、まず悪化する前の初期の段階で食い止めてしまうことが一番大事 なのです。

「リウマチ」のおもな治療とは

「関節リウマチ」になってしまったら、どのような治療方法があるのでしょうか。
医療機関や民間療法など、さまざまなアプローチがありますが、医療機関でおもに行われているのは「薬物治療」でしょう。
主に処方される薬とは「副腎皮質ステロイド薬」「非ステロイド性抗炎症薬」「抗リウマチ薬」など。
しかし薬というものはメリットもあればデメリットもあるものですので、人によっては副作用などが心配されます。
早期の場合は自身の体の免疫を上げるなどといった形で「自然治癒力を高める」といった民間療法もあるようです。