トップページ > リウマチのこれが知りたい > リウマチ・工夫して楽しむ

「リウマチ」になってしまったら、その痛みや腫れに悩んでふさぎこんでしまう…そういった状況になってはいませんか。
しかし「リウマチ」と上手に付き合って暮らすには、ちょっとしたことを心がけて生活することが、心の負担も軽くすることに繋がるもの。
ここでは「リウマチ」の辛さなどを自分で改善できることについて解説していきます。

住環境を整えましょう

一般的な住環境では、健常者の場合は特に問題を感じることはないでしょう。
しかし「リウマチ」の方にすると、一般的な住環境ではさまざまなところで関節や手指、手首などに負担をかけてしまうもの。
そういった部分をできるだけ関節に負担をかけないように、トイレやお風呂にに手すりをつける、蛇口をひねらなくてもよいものに替える、野菜を刻むのはキッチンツールを使うなど、工夫してみましょう。

生活を楽しむ工夫を

洋服などでも関節に負担がかからないようにひと工夫することができます。
例えば体にフィットしたようなタイトな洋服の場合、やはり関節などに負担や刺激を感じるものですので、できるだけゆったりとした服装を心がけましょう。
ジップなどの上げ下げもなかなか難しく動作が負担になりますので掴みやすいように紐を通すなどすると動作しやすくなります。
女性ならちょっとオシャレをしたり化粧をして、気分を明るくするような工夫をするとよいでしょう。

「病は気から」リフレッシュするために出かけてみる

「リウマチ」に限らず病気になってしまうと、どうしても気分がふさぎこみがちになってしまうもの。
でもそういった時こそ気分転換に、「旅行」にでかけてみてはいかがでしょうか。
最近ではバリアフリーを意識した宿や、温泉も多くなっていますので、そういったところを利用してみると、楽しくすごすことが可能です。
特に「リウマチ」には温泉はとても相性がいいですから、温泉にゆったりと浸かり、心身ともにリフレッシュするのも良いですね。
そういった旅先で気になる事といえば、「トイレ」。
「リウマチ」の症状があると、どうしてもトイレに行きたくなったときにすばやく行動することが難しくなりがちですから、携帯用の簡易トイレなどを持参しておけば、いざというときにも安心して旅行を楽しめるのではないでしょうか。
「リウマチ」があるからといって、楽しみを諦める必要はありません。
楽しめる範囲で思いっきり楽しみましょう。