トップページ > リウマチのこれが知りたい > リウマチかも?簡単チェック

昔は「リウマチ」という病気は、知らず知らずのうちに進行してしまい、気がついたときにかなり症状が悪化してしまっている、ということが多いものでした。
しかし最近では、この症状についてさまざまな角度から解明されてきたことで、初期の段階でその異変に気付くことができれば、早期のうちに悪化するのを食い止めることが可能です。
ここではまだあまり症状があわられていない段階での状態をチェックしていくことで、自身が「リウマチ」なのかどうかを簡単にチェックできるようにしてあります。

「リウマチ」簡単チェック

以下の項目の中から、当てはまるものがあるかを自身でチェックしてみましょう。
いくつか当てはまるようなら、その症状はもしかしたら「リウマチ」なのかもしれません。

①3箇所以上の関節が腫れている状態になっていて、1週間以上その状態が続いている。
②左右が対称の場所の関節が腫れている状態で、それが1週間以上続いている。
③朝こわばりが起こり、それが15分以上続く状態で、これが1週間以上おさまらない。
④手首の関節や足首の関節、指の第二関節、第三関節や足の指の付け根の関節が腫れ、それが1週間以上続いている。
⑤手足がなんとなくちくちくしたり、痺れたりするような気がする。
⑥全身に疲労感があり、続いている。
⑦微熱や食欲不審が続いている。
⑧リンパ腺が腫れているところがある。
⑨貧血気味だ。
⑩口内炎ができて、なかなか治らない。
⑪家族や親族にリウマチの人がいる。

基本的には関節の腫れがポイントになりますので、まずこれらの部分の関節の腫れがあるかどうかを確認することと、体の症状にも注意しましょう。
関節と直接関係ない項目もありますので、そういったものは「リウマチ」とは無関係だと思っている場合が多いと思います。

チェック項目が当てはまるなら…

「リウマチ」の症状というものは、最初に出るものは上に挙げたような日常生活のなかでよくある、と考えられるような見過ごしがちなものばかりです。
忙しく生活していると、こういったちょっとした異変になかなか気付くことができないもの。
随分症状が悪化してから気付くことが多いのです。
「リウマチ」に限らず、どんな病気でも、早期に気付くことができれば、改善も早いものですから、まずこれらの項目にいくつか当てはまった場合は、早い段階で専門的な医療機関などで診てもらいましょう。