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    リウマチの症状

 リウマチの症状

関節リウマチの症状は、全身の関節に炎症が起こることによる腫れと痛みが知られています。
しかし、初期の頃には、むしろ倦怠感、食欲不振、体重減少、発熱といった関節以外の症状がみられます。
その後、朝の手足のこわばり(関節がなんとなくぎこちなく、腫れぼったくて動作がしにくい)、手指関節などの炎症が現れてきます。
さらには、全身の関節痛、腫れ、こわばり、しびれなども現れてきます。
最も多く侵される関節は、手・足の小関節ですが、手・足・膝・ひじなどの大関節も侵され、炎症は一般に左右両側の関節に生じます。
また、関節の滑膜の炎症が長期間続くと、やがて関節の軟骨が破壊されて、関節の亜脱臼、変形、拘縮、強直を起こし、機能障害を残します。

そのほか、関節リウマチでは、心筋炎、心膜炎、肺の炎症、目の炎症、貧血などの症状も起こります。
関節リウマチはじっとしていても痛い程の腫れが特徴で、そこが関節を動かすと痛む変型性関節症との違いです。

●あまり進行しないタイプ
症状の経過は人によりさまざまですが、約70%は軽症のまま経過します。
あまり大きな機能障害が起こらないので、手術をすることはありません。
手や足の指など、小さな関節は変形や障害を受けますが、やがて炎症も次第に治まっていき、日常生活を支障なく送れます。

●緩行または急速に進行するタイプ
症状があまり進行しないタイプに比べ、抗リウマチ薬による効果が弱く、関節破壊をコントロールできなくなることが多いです。
関節が壊れて激しく痛むような場合には、適切なタイミングで関節の手術をして痛みを和らげ、歩いたり手を使ったりする機能を保っておくことが大切です。
現在では早期発見・治療で進行を最小限に食い止められるようにもなってきています。
最低でも2~3年、多くは一生を通じてのつき合いとなる病気です。

なお、リウマチになりやすい関節には、膝関節、頸椎、肘関節、股関節、顎関節、胸鎖関節などがあり、中でも膝関節は特に日本人が侵されやすい関節で、多量の関節液がたまりやすく腫れ上がって痛みます。